いちょう(銀杏)のまな板
施主様の依頼で直径90センチを超えるいちょう(銀杏)の木を製材し、
乾燥させていました。
いちょうの木製材 ブログ https://www.shirakikk.com/archives/6796.html
乾燥させていたいちょうの木は、京都の料亭で厨房のまな板として利用されます。
今回依頼されたまな板のサイズは、
長さ1.2メートル 幅60センチ 厚み10センチ程を数枚。
サイズも大きく、取り扱いが大変ななか大工さんがまな板にしていきます。
大工さんが木の表裏、左右などくまなく表情を見た後、
定規をあて平滑かを確認しています。
鉋(かんな)がけをし、上下左右と全ての面を整えていきますが、
まな板のサイズが大きいので手作業で丹念に整えていきます。
↓整える前
↓整えた後
成型がすみ、ペーパー等かけて表面が滑らかになるよう仕上げ、
角の処理も済ませます。
いちょう(銀杏)の木は柔らかく、刃当たりがやさしいので
包丁を傷めないそうです。
そして、作業中はいちょう特有の匂いが作業場に広がっていました。
仕上がったまな板は、この後お客様のところへ届けられました。
https://www.instagram.com/shirakikk/