玄関 土間とポーチ
玄関 土間とポーチの洗い出し仕上げをしました。
完成までの工程を、今回紹介します。
今回使用する豆砂利は「南部」です。
階段の縁は左官屋さんおススメで、和風の建物に合う“鉄平石”のボーダー貼りにしました。
丁寧に塗り込んでいきます。
鉄平石が貼れたら、玉砂利とセメントで出来たネタを塗り込んでいきます。
玉砂利が均一に詰まっている状態に塗るのも左官屋さんの“職人の技”です。
少し乾燥してきたら、玉砂利を落着かせるために仕上げ面を平滑になるよう金鏝で押さえていきます。
その日の天候や湿気などを見極め、洗い出し作業に取りかかります。
スポンジに水を含ませ、優しく表面を撫でるようにして洗い出していくと、豆砂利が顔を出してきます。
さらに最終仕上げまでは、スポンジに含ませる水分や力加減を調整しながら(ここが職人の技です!!)
何度も何度も表面を洗っていき、豆砂利が最もキレイに見えるよう仕上げていきます。
洗い出し仕上げが完成しました。
左官屋さんは、顔を出してきた玉砂利を撫でながら、
「きれいやろ。」「それと、濡れてる時と乾いた時とでは表情が違うんだよ。」
と話してくれました。