岐阜県木造住宅相談員に認定されました
岐阜県は豊富な森林資源のある「木の国、山の国」です。
岐阜県面積の82%が森林面積であり、
これは全国第2位の割合です。(ちなみに1位は高知県だそうです。)
木材資源となる木は60年の長い年月をかけ、主伐されたものです。
その間に枝打ちしたり、間伐したりして手間隙かけて製材できるまでに育てるのです。
現在樹齢にして45年ほどを迎えた木が、そろそろ伐採時期を迎えるという10年後には
樹齢46年以上の割合が8割を超えるという、大量の資源ストックを抱えることになります。
そしてそれが示すのは、お年寄りばかりに偏り、これから育っていくべき若い木が少ないということ。
今積極的に岐阜の木を活用すること、そしてそれ以上に新たに木を植え育てていくことが
求められているのです。
私たち工務店がお客様に岐阜県の木材を使用した家づくりを提唱することは、
地域を潤し、さらに森林資源を潤し、そして岐阜県を活性化させるという、
循環の中のキーセンテンスなんだと強く認識いたしました。
2日間に渡り、岐阜県木造住宅相談員養成講座を受けてまいりました。
岐阜の木での家づくりについて、また木造に関する各専門知識について
学びました。上文はその中で学んだことの一つです。
私は講座を通じてより多くの知識を身につけ、お客様に分かりやすくお伝えできるよう
これからも努めていきたいと思いました。